ちょちちょち あわわ
かいぐり かいぐり
とっとのめ
おつむてんてん
ひじぽんぽん
(ひじとんとん/はらぽんぽん)
「ちょち」とは、手を叩く意味の「手打ち」が幼児語的に変化したもの。江戸時代には「手打手打(ちょうち ちょうち)あわわ」と題されていた。
「あわわ」は、笑い声を意味する現代の「あはは」の類(たぐい)か、赤ちゃんの「あばば」という喃語(なんご)の類か、おそらくは後者。
「かいぐり」とは、糸や綱を両手で交互に手繰り寄せる意味の「かいぐる」のこと。実際の遊びでは、『いとまきのうた』のように両手を胸元でクルクル回すことが多い。
「とっと」とは、魚・鶏・鳥などをいう幼児語。特に魚は「とと/おとと」ともいう。現代では「♪にゃんこの目」と替え歌で歌われることもあるよう。
「おつむてんてん」は、両手で自分の頭を叩くしぐさで赤ちゃんをあやす際に使われる幼児語。ただし、江戸時代は「つむりてんてん」であり、現代になって「つむり→おつむり→おつむ」と変化した。
音楽サイト
「世界の民謡・童謡」より
#うさぎ
#民謡
#童謡